情報を発信する者が、その意図する意味や内容を文字や文書、映像、音声などの任意のファイルを表現して保存し、データ通信を行うため、この任意ファイルをUDP/IPパケット単位まで処理層を経て分割した上で、
伝送路(ネットワーク回線等)を通して送信することをファイルキャスティングサービスといいます。
パケット化した任意のファイルを地上デジタルテレビジョン放送のTS(Transport Stream:デジタル放送を構成している送出要素)に多重化し、ファイルキャスティングサービスをテレビ放送と
”連動させず独立して送出する”データ放送で運用し、受信機は選局した放送の当該データ放送のみを受信、送信されたファイルを受信機内に蓄積した上でファイルに対応するアプリケーションで
情報の消費者に最適化された体現を実現するものを”独立蓄積型データ放送”としています。
この独立蓄積型データ放送は、防災や行政情報、地域情報流通等、様々な場面での活用が期待されています。特に防災情報伝達への活用としては、災害時の情報伝達手段の1つと位置付けられている
地上デジタル放送波を活用した同報系システムに応用することが喫緊の課題となっています。
独立蓄積型データ放送は、その系譜として(株)テレビ信州が技術開発及びサービスを開始した「ナローキャスト放送®」を基にしています。ナローキャスト放送は、2011年から実験を開始し、
この放送がテレビ及び本放送に影響を与えないことが確認され、2014年にはARIB(一般社団法人電波産業会)の標準規格においてデータ符号化識別子の指定を受け、2017年にサービス開始されたものです。
当機構の活動内容とする独立蓄積型データ放送研究開発は、次のような要件を有するものです。
当機構は、地上デジタル放送波を活用した独立蓄積型データ放送をはじめとする各種の放送通信技術を用いた情報伝達の実用化及びその普及のため、
これに関する調査、研究、開発、コンサルティング等を行い、防災や行政に関する情報の伝達及び地域における情報流通等の様々な分野における
独立蓄積型データ放送等の放送通信技術の社会実装を通じ、地域経済の発展と公共の福祉の増進に寄与することを目的に、
令和6年3月に設立されました。
当機構は、次の事業を行います。
株式会社フューチャーリンクネットワーク
株式会社CR networks
株式会社テレビ信州
株式会社南日本放送
株式会社M's STYLE TECHNOLOGY
株式会社DXアンテナ
株式会社日立ケーイーシステムズ
株式会社NTTデータ東北
株式会社NTTデータ
株式会社アトラクター
※入会申込順
特別会員 近畿大学理工学部助教 蔭山 享佑
※準備中※
現在、当機構では、独立蓄積型データ放送の標準規格(技術標準・運用規程)の策定を進めているところであり、当機構の会員については、独立蓄積型データ放送サービスの実装に取り組んでいる、又はサービス等の開発に着手することを決定し、私たちの取組みに賛同していただいた企業に加入いただいております。
当機構への問い合わせについては、以下のフォームに必要事項をご記入の上、送信してください。
事務局よりご連絡させていただきます。
一般社団法人 独立蓄積型データ放送研究開発機構
Alliance for innovation System of Independent and Storing data Terrestrial broadcasting (ASIST)
兵庫県神戸市西区学園東町9丁目1
代表理事 芝 勝徳(神戸市外国語大学名誉教授)
事務局長 竹本 吉利(元総務省消防庁)
令和6年3月14日
地デジIPDC防災利活用推進協議会